Ninja DAOの中に大人だけでなく、子どもたちの「やってみたい!」を叶えられる学校があることをご存じですか?
その名も「ニンジャ寺子屋」。
ニンジャ寺子屋はメタバースの中にある学校として、漫画や3Dアート、音楽、歴史、お金の授業など、とにかく子どもたちに興味のあることを学べる場所です。
今回は、校長先生である「さちこバナナ」さんに、ニンジャ寺子屋ができたきっかけや今後のイベント情報など、色々なお話をうかがいました。
子どもだけでなく、大人も心地よく過ごすための取り組みもお話しいただけたので、ぜひ最後までご覧ください!
- 学校以外で学べる場所がほしい
- 子どもの「やってみたい」を叶えたい
- 教員資格を持っていないけど、自分のスキルを子どもたちに教えたい
- 子どもと大人が一緒に心地よく過ごせるサードプレイスがほしい
さちこバナナさん(@sachikonobanana)
「自由な学び」を大切にするメタバース内の学校、ニンジャ寺子屋の校長先生。子どもたちの興味があることや、仕事に直接活かせることをとことん学べる場所を提供している。
子どもの頃から「楽しい」「やってみたい」に一直線
さちこバナナさん、今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介からお願いできますか?
はい。よろしくお願いします!わたしは、さちこバナナと申します。4歳と1歳の子どもがいる二児の母親です。今は、下の子が昼寝をしながらインタビューしていただいてますw
そんな中で、メタバース空間「ニンジャ寺子屋」の校長先生をやらせていただいてます。2022年4月に開講してもうすぐ1年を迎えるんですが、Discordは1,400人以上の方に参加いただいてます。
規模はゆるゆるとした感じですが、メタバースで実際に授業をやっています。
ありがとうございます!さちこバナナさんは、幼少期はどういったお子さんだったんですか?
子供の頃は、興味があることや自分のやることが見つかるとまわりが見えなくなるタイプですね。今と全然変わらないですw あとは自分でなんでもやってしまうタイプだと思います。
思い返してみると、
・小学校はクラブ活動
・中学校は部活動
・高校はボランティア活動
を自分で立ち上げていたんですよね。
それすごいですね!
今思うとすごいんですが、わたしがすごいというより、当時のまわりの「やったら?」という雰囲気と、わたしの「やろうかな」という気持ちがたまたま重なったんだと思います。
自分のやりたいこと・やってみたいことを立ち上げて、まわりが見えなくなって突っ走るタイプでしたね。
今に通じていますね。「楽しい!」「やってみたい!」ことを突っ走っている感じですね。
そうですね。恥ずかしいほどに今と変わらないと思います。
いやいや恥ずかしいことはなくて、むしろ素晴らしいです。
学生時代は、特定のことに夢中になっていたことはないんですか?
そうですね。いろんなことに手をつけていたと思います。 ボランティア活動や読書は好きでしたね。けれど勉強は本当に嫌いでしたw
あっ、ぼくと一緒ですねw
学校の先生らしからぬほどに勉強が嫌いでした。ただ、学校の先生の話を聞くのが好きだったんですよ。
共感できるかもしれないです。
先生の話にはなんでも手をあげて聴くんですが、テストになると途端に嫌いになるタイプでした。
夢はあったんですか?
夢はもともと「学校の先生」でした。
すばらしいですね!
なんで学校の勉強が嫌いなのに、学校の先生になろうとしているのか不思議なんですけどねw
たしかにw どんな精神状態だったんでしょうねw
やりたい事はあったんですよ。学校が嫌いだったからこそ、学校の先生になりたかったんですよね。
なにか新しい方法があるんじゃないかってことですよね。
学校の在り方に、疑問に思っていたんでしょうね。 だから学校の先生になりたかったんだと思います。
そこから学校の先生になっていくんですか?
そうですね。特別支援学校の先生になりたかったところはブレませんでしたね。
社会に出て感じたギャップ
社会に出てみて、ギャップとかはありましたか?
そうですね。間違えてることは「間違えてる!」といってしまうタイプなので、摩擦が大きかったことを反省しています。
いやいや、必要な摩擦なので反省しなくていいと思いますよ!
わたしが発言することで、管理職の立場がなくなってしまうので…。なので現実は、いろんな人のお顔を立てながら進んでいかないといけないと思わされました。
そうしないと自分が本当に守りたいものを守れないと気づいた時に、現場では声が小さくなった気がしますね。
難しいですよね。本当に成し遂げたいなら、根回しとかやりたくないこともやるべき事情はありますよね。
そうですね。かなり苦戦していましたね。最後の現場経験では、それを感じてモヤモヤしたと思います。
自分の生き方を考え始めたタイミングでWeb3.0やNFTを知る
Web3.0やNFTは、学校の先生をされている時から知っていたんですか?
4年前に出産した頃から勉強を始めたことがキッカケです。母親になって、「子どものために何が大事なのか」を考えた時に、家族が一番というベクトルに変わったんですね。
そこで大切な子どもを守るために、今の仕事はこれでいいのだろうかと悩み始めました。いろんな方のYouTubeを観て勉強して、自分の生き方を決められるフリーランスに憧れを持っていました。
自分の生きる道を探していた中で、Web3.0やNFTを知りました。ただ、わたしの場合はそこを飛び越えてNinja DAOに出会った感じですね。
そうなんですね。何かモヤモヤを抱えながら勉強していたら、目の前にNinja DAOがあったんですね。
そうですね。「Ninja DAOを立ち上げる」と知って、飛びつきましたw
何かやりたいことができるんじゃないと思ったんですね!
ということは、イケハヤさんのVoicyやTwitterの発信からDiscordを始められたんですか?
たしかそうだと思いますね。なのでNFTに興味があるというよりも、フリーランスとして生きるための道具になるなら活用しようと思ったことがきっかけですね。
それは珍しいですね。
ニンジャ寺子屋を作った理由
Ninja DAOに入って、一番初めの活動がニンジャ寺子屋なんですか?
そうですね。「自由にやっていいよ」と言っていただいて、イケハヤさんもチラッと「メタバースの学校あったらいいよね」と言っていたところがドンピシャにハマって走り続けてきましたね!
もう1年6ヶ月くらいになるんでしたよね?
そうですね。話が出てから1年6ヶ月になるかもしれないんですね。
すごいですね!教育現場を見ながら、お子さんが産まれたことをキッカケに一時休止して、そのモヤモヤを解消できそうだというイメージで始められたんですか?
そうですね。メタバースの学校は誰でも参加できることが大きいメリットですね。わたしがこれまで特別支援学校で抱えていたモヤモヤは、今の学校制度の中では、助けてあげられない子どもたちがたくさんいたんですよ。
現場で働いていて、どんなに頑張ってもどんなに子どもに寄り添おうとしても、助けられなかった子どもたちを何度も見て、そして何度も卒業させてしまったことに悔しさを感じていました。
例えば、
・イラストを描くことが大好き
・漢字は一切書けない
こういった子どもが「絵を描きたい」と言ったとしても、実際に描ける時間は休み時間だけで授業が始まると無理なので、学校で絵を描く時間はないんですよね。
描かせてあげられる場所を用意できないだけではなく、その子が「漢字が書けない」という嫌なレッテルを持ったまま、毎日の生活をしていかないといけないですよね。
そうですよね。
そんな子どもたちに「もっとやらせてあげればいいのに」と思ってしまうんですが、それができない今の学校制度があって、モヤモヤを抱えていましたね。
だからこそメタバースの学校は、
・漢字が書ける・書けない
・自分の外見や性別
は関係なく、どんな子でも通える学校というところに惹かれました。
そこからひとつずつみんなで、いろんな意見を出し合って学校の方向性を作っていきました。
いいですね!ぼくも学校の授業はいろんなところで呼んでいただけるんですが、「教育」はみなさん誰でも通る道なので、1億2,000万人が評論家になるじゃないですか。
「日本の教育はダメだ」という人がいる感覚もあるんですが、現場は子どもの人生を最優先に考えている先生が多いと感じています。その内の1人が今モヤモヤを抱えている、さちこバナナ先生なんだなと思います。
現場の先生方は、「これでいいのかな?」といったモヤモヤを抱えたり考えたりして、ぼくみたいな人を教育現場に呼んでくださっていると思うんですよね。
でも難しい問題ですよね。現場で叶えるのが難しそうだから、それをメタバースで叶える迫力はすごいですねw
そうですね。わたしが黙っていられないタイプの人間なので動いただけですが、現場ではいろんな先生たちが悩んでいますね。日本の教育は終わってはいなくて、制度が終わっているだけなんですよ。
そうですよね。制度設計を努力でたくさん良くできるところはありますよね。
そうなんですよ。既存の形をずっと繰り返しているだけなので…。
50〜60年繰り返していますよね。
ニンジャ寺子屋を始めて気づいたこと
ニンジャ寺子屋で1年6ヶ月走ってこられて、良かった点や難しいなと感じた点があればぜひ教えてほしいです。
はっきり言うと難しいことだらけですね。上手くいっていないわけではないんですが、自分が目指すところはまだまだ先にあるなと感じています。
良かったところと課題は同じなんですが、ニンジャ寺子屋は「学びたいことを学んで、教えたいことを教えられる学校」なので、必ずやらなければいけないことがなく、子どもたちに裁量権があるんですよ。
素晴らしいですね。
学校から与えられることに子どもだけじゃなく、大人も慣れていると思うんですよ。教科書を与えられて黙って机に座っていれば、先生がやってきて授業が始まるという与えられる学びに慣れてしまっているので、子どもたちから学ぼうとする感覚があまりないんですよね。
なので、ニンジャ寺子屋を開いて「好きなことやっていいよ」と言ったとしても、子どもたちは「えっなにを?」となってしまうんですよw 自分がやってみたいことにたどり着けないってすごく難しいことなんですよ。
難しいですよね。まだ分かっていないですもんね。
そうなんですよ。「なんでもいいんだよ」というところなんですが、その「なんでも」を見つける場所がニンジャ寺子屋になればいいと思っている反面、多くの子どもたちがやりたいことにたどり着けない状態になり得ることへ難しさを感じています。
たしかにそうですよね。
ただ、やりたいことを見つけた子どもたちは、どんどん学びの芽を伸ばしていく点は良いところですね。例えば「ぽこにゃん」さんの娘さんのマユカさんは、いろんなサムネイルを作ってくださっているんですね。
あとは、ニンジャ寺子屋の中では文化祭を考えているんですが、Custerのワールドを自分たちで作っているんですよ!
すごいですね!
ワールドが重たくなるんじゃないかと心配になるくらい、自分たちで好きなように作っていくんですよ。それも自由にやってOKなので、誰も止めないですよね。
そうですね。
好きにやってくれて嬉しいですし、わたしたちもそれを楽しんでいます。ワールドを作りたい子にとっては、作る楽しさとみんなに見てもらえる楽しさがあるので、良かったなと感じています。
あとはニンジャ寺子屋に朝の会があるんですが、Discordの中で
・「鼻水は風邪を引くとなんで黄色くなるの?」
・「文字の始まりはいつなの?」
・「日本語はどこからきたの?」
といった質問できる場所があるんですよ。
良いですね。その悩みは叶えてあげたいですね。
そういった質問にあいさんがひとつひとつ丁寧に答えてくださってるんです。
それは素晴らしいですね!
子どもたちも、こういうことを勉強しましたと言って、「日本語の起源には日琉祖語(にちりゅうそご)があります」と知らなかったことを教えてもらう場合もありますw
それはすごく良いですね!日本社会では「なんで?」は潰されちゃいますもんね。その「なんで?」が大人になって、すごいテクノロジーを生む可能性があるわけなので。
学校生活やご家庭では時間に限りがあるので、ちょっと今は時間がないから…となっちゃいますもんねw
そうですよねw でも、「なんで?どうして?」は学びの種だと思うので、それを少しでも伸ばしてあげられる場所作っていきたいです。
あとは、子どもたちに「なんで?」って聞いて良いんだ!と思ってもらえる環境を作っている嬉しさはあります。
お話を聞いていて、それがニンジャ寺子屋の大きな売りになりそうですよね。
ほんとですかw
最初から素晴らしい活動と思う反面、全員に届く訳ではなく、学びたい人がニンジャ寺子屋に行って学ぶ訳じゃないですか。例えば、受動的な人はどうすれば良いんだろうとか考えるじゃないですか。
「別に学びたいわけではないけれど、何でも質問したくなる人は来てください」といいったところから、なにか変わるきっかけがあると思うんですよね。
学校やサードプレイス、ニンジャ寺子屋として学ぶより、もっと前段階の「なんで?」を一緒に叶えましょう。としてみると、もっとライトに感じるかもしれないですよね。
「Clusterに入って授業を受けてみましょう」は大きな1歩だと思うので。それに絶対困っているご家庭いらっしゃると思うんですよね。ぼくも甥っ子姪っ子によく聞かれるのでw
面白いですよね。わたし自身も朝の会は、ほそぼそとしているんですが、すごくツボですね!
ぼくたちの想像を、子どもたちは遥かに超えてくるのでw
日琉祖語という言葉が出てきた時は、本当に目が飛び出ましたw
自分で聞いたり、考えたりしたことは忘れないですからね。
そうですね。それを言える場所があるってことも良いですし、ヒエログリフでバナナの書き方を学んだところで、忘れるかもしれないですし。
知らなくて良い知識なのかもしれないですが、ヒエログリフから言語学に進んでいくと、自分のやりたいことがいつか見えてくるかもしれないので、学びは全部が無駄じゃないんですよね。
ほんと無駄じゃないですよ。いつかどこかでつながる可能性がありますからね。あとは、「なんで?」という気持ちを摘まないことが重要ですよね。
そうですね。本当にそう思ってます。
文化を作りながら運営していく難しさ
ニンジャ寺子屋では、自由だけど授業スケジュール組まれてるんですか?
そんなにスケジュールは組んでいないですね。授業をするとしてもいろいろなリソースを割く必要があるので、春休みや冬休みに授業をギュッとまとめてやっています。
授業してくれる人たちと一緒に
・授業の組み立て方
・子どもたちへの伝え方
・告知や宣伝
といったことを運営として回していかないといけないので。今は好きに学びきていただきたいですが、春休みや冬休みにまとめていますね。
そうですよね。今はmkm(みかみ)さんが解決策を出し始めてくださっていますが、活動資金がない状態で走られてるんですもんねw
そうなんですよw 「いいよやってみようよ!」というDAOの軽率なチャレンジから始まっていくので、マネタイズは後の後だったんですよね。
実際にどんどんやってみて、夏休みには1,000の方が来てくださったり、大河内先生の授業にもたくさんの方が来てくださったり、その後もkagshun(かぐしゅん)先生、Nacchan(なっちゃん)さんなど色んな方に来ていただきました。
けれどマネタイズや運営の大変さに気づきました。今まではボランティアの手弁当でやっていたところから、お金という血液がコミュニティに流れて、運営になっていくんですよね。
そうなると
・お金という血液を回していく必要がある
・お金を受け取る人と渡す人が出てくる
といった運営面での大変さに直面していますね。
けれど、これだけ良いものが走り出しているので、その走りを止めてしまうのは勿体ないですし、止めないようにする責任も生まれますよね。
ここのお金を持ってきて、どう使っていくかは重要な視点ですよね。ここが難しいところではありますよね。
そうですね。手探りな状態ではあるので、色んなプロの力を借りるのが良いのかなと思っています。けれど、ニンジャ寺子屋は「みんなで作るみんなの学校」の「みんな」というのは、本当にみんななんですよ。
誰でもいいわけですもんね。
そうなんですよ。ニンジャ寺子屋の文化を作りながら運営していく難しさに直面していますね。
そうですね。そこは誰かが息切れせずに、楽しくやれていれば良いとは思うんですけど…難しいところですよね。
さちこバナナさんの決意
わたしも経験と現場でどんなことがあるのか見ていきたい気持ちがあるので、少しだけ働きはするんですが、2023年4月に教員を辞めて、ニンジャ寺子屋にフルコミットしていこうと決めています!
なので、わたしが走っていく分も必要ですし、色んな人が関わってくれているので、ニンジャ寺子屋を最低限維持していくための活動費は作っていかないとなぁ。と思っています。
素晴らしいですね!そこは校長先生自ら動くというわけですね。
そうですね。ただ、わたしは好きなことだけやってしまうタイプなので、お金を集めるのは本当に苦手なんです…
難しいですよね。お気持ちが分かります。
お金の作り方や経営が未知の部分なので、お金の勉強しないといけないのは、わたしなんじゃないかなと思っています。なのでプロの力を借りながら勉強していこうと思っていますね。
素晴らしいですね!
これからのニンジャ寺子屋について
マネタイズ部分が上手く行った後のお話を伺いたいんですが、今後はどうしていこうと考えられてるんですか?
一番大切なのは、「子どもたちの学び」だと思っています。みんなで作るみんなの学校がニンジャ寺子屋のコンセプトなので、近所の人やおじさん、おばさん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで学校を作っていくイメージです。
普通の学校だったら、学校作りに関わることやフラッと職員会議に参加することはありえないですよね。
そうですねw
ニンジャ寺子屋では、意見しづらいかもしれませんが、見にくることも可能ですし、全部がオープンになっているので学校の作り方を見ることができるんですよね。
ほかにも、例えば
・子どもたちに授業を行う
・事務仕事ができます
・サムネイルできます
そういう方たちとニンジャ寺子屋を作っていきたいです。
また、子どもたちとも一緒にニンジャ寺子屋の文化を作っていきたいと思っています。そこには
・障害がある
・重度の知的障害を持っている
どんな子もいて良いんです。
例えば、「おはよう」と挨拶できる子がニンジャ寺子屋に来てくれて、その子がいてくれることで、「今日も1日が始まるんだ」と思ってもらえたら、その子の役割なんですよね。
そうですね。
それがニンジャ寺子屋を作っていくメンバーになるんですよ。そうやってみんなで作るみんなの学校を実現したいと思ってるんですね。
なので一番の根幹は、子どもたちの学びを大切にしながらメタバースを広げて行きたいと思っています。あとは、どんな規模になるか未知数の文化祭ですが、好きなようにやってくれたら良いなと思っています。
そこでそれぞれの学びになったり、次に向けてのエネルギーになったりすれば、さらに面白いものができれば、お互いに楽しんでいけたら良いのかなと思っています。
これが企業であれば、「来年は〇〇メタバースに進出します」と言いたいんですが、ニンジャ寺子屋は「来年はどこに行っているか分からないけど、子どもたちが面白いことをやっているんじゃないかな」といった立ち位置になっていると、わたしなりに思っていますね。
素晴らしいですね。夏休みや冬休みごとに注目されたいですよね。結構な豪華なメンバーが授業されるじゃないですか。なので、子どもだけじゃなく親子揃って学びに来てほしいですよね。
お話しされていた「なんで?」と聞いてくる子どもの疑問を解決するのも価値だと思いますから。
嬉しいです。たしかにそれも楽しいですよね。
そうですよ。「なぜ?なんのために?」みたいな内容を、Googleフォームやアレクサを導入して、とりあえず聞いてもらうのは良いみたいですw
それで分からなかったら一緒に調べて、聞く癖を摘まない方法として良いかもしれないですよね。
AIにどんどん質問するのは、ひとつの手段ですよね。
なので、ニンジャ寺子屋の朝礼で聞いてみても良いですよねw 「なんで?」と聞かれるから大変だけど、その思いは摘みたくない親御さんがいらっしゃると思うんですよね。
ニンジャ寺子屋の課題
やりとりする方法は、Discordですよね?
ここも解決していきたい思っているんですが、誰でも入れるからこそ、どうやって子どもたちを守っていくかといったところも課題になっているんですね。
そうですね。
子どもたちがサムネイルを作ったり、ワールドを作ったり、遊んだりしますが、色んな人がその中に入ってくる可能性があって親としても心配なので、ニンジャ寺子屋は保護者と一緒に入ってくる方が多いんですね。
小学生や中学生が多い中で、保護者と一緒に入ってくるので安全ではあるんですが、「もし変な人や質問がきたらブロックだよ」といったふうに、一緒に伴走するスタイルなんですね。
だからこそ、子どもたちも安心な場所としていられると思うんですよね。けれど、その安全を守ることが課題であり、解決することでニンジャ寺子屋の意義も大きくなるのかなと思っていますね。
そうですよね。インターネットといっても、子どもがそこにいるって分かってるわけですもんね。そこは守らないと始まらないですよね。
そうですね。なので今は、子どもDiscordは完全クローズドになっていて、実は朝の会もクローズドになっているんですね。
そうなんですね。
なので、寺子屋生になれば朝の会は参加できて、ニンジャ寺子屋の授業は誰でも参加できます。なので例えば
・お金の授業をしたい
・お金の授業を学びたい
という方にぜひ来ていただきたいです。
そこからさらに、寺子屋生として作っていきたい・学んでいきたいという方は、ぜひ寺子屋生になっていただいて、「なんで?どうして?」や挑戦してみたいことをやっていただければ良いのかなと思っていますね。
寺子屋生になる方法
ぜひ、寺子屋生になる方法を教えていただいても良いですか?
今は寺子屋生の募集はしていないんですね。基本的にいつでも参加できるようにしたいんですが…。ただ、2023年3月から募集を再開しようと思います。
毎月5〜7日までで寺子屋生を募集しようと考えています。寺子屋生になるには、
・申し込みをする
・メタバースで面談する
・子どもDiscordに案内
あとは、ニンジャ寺子屋で一緒になにか作ったり文化祭に参加したり、マイクラこどもコンペに参加してもらえると嬉しいなと思いますね。
文化祭は子どもたちで作っていらっしゃるというお話だったんですが、時期は決まっているんですか?
おそらく5月ごろだと思うんですが、どこに着地するか見えていないんですよw
たしかにそうですよねw
この前の冬休みに、「好きなもの発表会」を行ったんですが、もともとは「アバター作品発表会」という名前だったんですね。
けれど途中で「みんなアバター作れないね」となって
・名前を「好きなもの発表会」に変更
・ワールドも作った
・子どもたちが司会担当
そうして、子どもたちのものを一人ひとり発表していったんですよ。
その時も着地点が見えなかったんですが、皆さんにサポートしていただいたおかげで大盛況で終えられました。なので、今回の文化祭もどうなるか未知数ではあるんですが、今のタイミングで寺子屋に入っていただけると、一緒に作っていけると思います!
いいですね!これから定期的に寺子屋生を募集していく中で、文化祭を一緒に作っていくのは、全然間に合いそうですね!
全然間に合いますね!次は3月ごろになると思いますね。あとはわたしの方でも
・毎日8時からTwitterスペース
・ニンジャ寺子屋のボイチャで8時30分から、お知らせや情報共有
など和気藹々とやっています。
先日は、朝の会を担当してくださっているあいさんと一緒に、
・ゴキブリの進化
・ゴキブリとシロアリは同じらしい
・絶滅した生き物の話
といった話をしているので、よかったら一緒に参加していただけたら嬉しいですね。
ぜひ今日のお話を聞いて、面白そうだなと思ったお子さんや親御さんは
・さちこバナナさんのTwitterをフォロー
・Discordに参加
・3月の子どもDiscordに入るための募集を待つ
といった感じになりますかね。
あっ良いですねw 素晴らしくまとめていただきました。
ここが難しいですよね。「Ninja DAO発の寺子屋だから、とりあえずDiscordに入っておけば良いんだね」と思って入ってみたら、子どもたちは…いないとなってももったいないので。
たしかに分からないですよね。
ただ、大人のDiscordの中でも、好きなもの発表会やトンガクイズ大会を開催した時には、子どもたちも大人Discordで一緒にやりとりしています。実際に子どもDiscordに呼ぶことはありますが、メインの子どもたちの活動は子どもDiscordで行われています。
なので、ニンジャ寺子屋に来ているのに子どもの様子が見えないことはあるかなと思います。
子どもは子どもだけのDiscord部屋があるということですね。あとは社会や子どもたちの役に立つことがしたいという方も、Discordに入っていればできることがあると思いますよね。
ぜひ来ていただいて、一緒に作っていければ嬉しいですね。
ニンジャ寺子屋は老若男女を大歓迎する場所
そうしましたら、最後に一言お願いします!
そうですね。ニンジャ寺子屋のDiscordで
・なにをすれば良いのか
・なにができるのか
考えることが難しいと思うんですよね。
難しいですよね。
そうですよね。わたしが今心がけているのは、「ニンジャ寺子屋がみんなにとって安心安全な場所なんだよ」ということを作っていこうとしているんですね。ニンジャ寺子屋の素地(そじ)となる部分を作ろうとしているので、来てくれた方は大歓迎です。
皆さんと子育てのことでも良いですし、ファウンダーのわたしがお母ちゃんなので、お母ちゃん話が多くなってしまうんですが、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんも大歓迎です!
みんなでざっくばらんに他愛のない話から、一緒に寺子屋を作っていきたいと思っているので、気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいと思います。
素晴らしいですね!子どもたちになにか良いことをしてあげたいと思っている大人はかなりいらっしゃると思うんですよね。でもほとんどの人は、何をしたら良いのか分からないと思うので、それを見つけるキッカケになると思いますね。
ぜひぜひ。一緒にイベントを作ってくれると嬉しいので、お待ちしております。
それではさちこバナナさん、ありがとうございました!
こちらこそありがとうございました!
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