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みんなで作るみんなの学校”ニンジャ寺子屋” 自由な学びを求める「さちこバナナ先生」の想いとは

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Ninja DAOの中に大人だけでなく、子どもたちの「やってみたい!」を叶えられる学校があることをご存じですか?

その名も「ニンジャ寺子屋」

ニンジャ寺子屋はメタバースの中にある学校として、漫画や3Dアート、音楽、歴史、お金の授業など、とにかく子どもたちに興味のあることを学べる場所です。

今回は、校長先生である「さちこバナナ」さんに、ニンジャ寺子屋ができたきっかけや今後のイベント情報など、色々なお話をうかがいました。

子どもだけでなく、大人も心地よく過ごすための取り組みもお話しいただけたので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事のトピック

  • 学校以外で学べる場所がほしい
  • 子どもの「やってみたい」を叶えたい
  • 教員資格を持っていないけど、自分のスキルを子どもたちに教えたい
  • 子どもと大人が一緒に心地よく過ごせるサードプレイスがほしい
大河内さん

大河内薫さん(@k_art_u
クリエイターに特化した税理士事務所を経営し、”お金の教育者”として書籍・公式ブログYouTubeVoicyなどで発信。小学校から大学まで、学校現場での「お金の授業」に注力している。

さちこバナナさん

さちこバナナさん(@sachikonobanana
「自由な学び」を大切にするメタバース内の学校、ニンジャ寺子屋の校長先生。子どもたちの興味があることや、仕事に直接活かせることをとことん学べる場所を提供している。

【Ninja DAOはこちら】

子どもの頃から「楽しい」「やってみたい」に一直線

大河内さん

さちこバナナさん、今日はよろしくお願いします!まずは自己紹介からお願いできますか?

さちこバナナさん

はい。よろしくお願いします!わたしは、さちこバナナと申します。4歳と1歳の子どもがいる二児の母親です。今は、下の子が昼寝をしながらインタビューしていただいてますw

さちこバナナさん

そんな中で、メタバース空間「ニンジャ寺子屋」の校長先生をやらせていただいてます。2022年4月に開講してもうすぐ1年を迎えるんですが、Discordは1,400人以上の方に参加いただいてます。

さちこバナナさん

規模はゆるゆるとした感じですが、メタバースで実際に授業をやっています。

大河内さん

ありがとうございます!さちこバナナさんは、幼少期はどういったお子さんだったんですか?

さちこバナナさん

子供の頃は、興味があることや自分のやることが見つかるとまわりが見えなくなるタイプですね。今と全然変わらないですw あとは自分でなんでもやってしまうタイプだと思います。

さちこバナナさん

思い返してみると、
・小学校はクラブ活動
・中学校は部活動
・高校はボランティア活動

を自分で立ち上げていたんですよね。

大河内さん

それすごいですね!

さちこバナナさん

今思うとすごいんですが、わたしがすごいというより、当時のまわりの「やったら?」という雰囲気と、わたしの「やろうかな」という気持ちがたまたま重なったんだと思います。

さちこバナナさん

自分のやりたいこと・やってみたいことを立ち上げて、まわりが見えなくなって突っ走るタイプでしたね。

大河内さん

今に通じていますね。「楽しい!」「やってみたい!」ことを突っ走っている感じですね。

さちこバナナさん

そうですね。恥ずかしいほどに今と変わらないと思います。

大河内さん

いやいや恥ずかしいことはなくて、むしろ素晴らしいです。

大河内さん

学生時代は、特定のことに夢中になっていたことはないんですか?

さちこバナナさん

そうですね。いろんなことに手をつけていたと思います。 ボランティア活動や読書は好きでしたね。けれど勉強は本当に嫌いでしたw

大河内さん

あっ、ぼくと一緒ですねw

さちこバナナさん

学校の先生らしからぬほどに勉強が嫌いでした。ただ、学校の先生の話を聞くのが好きだったんですよ。

大河内さん

共感できるかもしれないです。

さちこバナナさん

先生の話にはなんでも手をあげて聴くんですが、テストになると途端に嫌いになるタイプでした。

大河内さん

夢はあったんですか?

さちこバナナさん

夢はもともと「学校の先生」でした。

大河内さん

すばらしいですね!

さちこバナナさん

なんで学校の勉強が嫌いなのに、学校の先生になろうとしているのか不思議なんですけどねw

大河内さん

たしかにw どんな精神状態だったんでしょうねw

さちこバナナさん

やりたい事はあったんですよ。学校が嫌いだったからこそ、学校の先生になりたかったんですよね。

大河内さん

なにか新しい方法があるんじゃないかってことですよね。

さちこバナナさん

学校の在り方に、疑問に思っていたんでしょうね。 だから学校の先生になりたかったんだと思います。

大河内さん

そこから学校の先生になっていくんですか?

さちこバナナさん

そうですね。特別支援学校の先生になりたかったところはブレませんでしたね。

社会に出て感じたギャップ

大河内さん

社会に出てみて、ギャップとかはありましたか?

さちこバナナさん

そうですね。間違えてることは「間違えてる!」といってしまうタイプなので、摩擦が大きかったことを反省しています。

大河内さん

いやいや、必要な摩擦なので反省しなくていいと思いますよ!

さちこバナナさん

わたしが発言することで、管理職の立場がなくなってしまうので…。なので現実は、いろんな人のお顔を立てながら進んでいかないといけないと思わされました。

さちこバナナさん

そうしないと自分が本当に守りたいものを守れないと気づいた時に、現場では声が小さくなった気がしますね。

大河内さん

難しいですよね。本当に成し遂げたいなら、根回しとかやりたくないこともやるべき事情はありますよね。

さちこバナナさん

そうですね。かなり苦戦していましたね。最後の現場経験では、それを感じてモヤモヤしたと思います。

自分の生き方を考え始めたタイミングでWeb3.0やNFTを知る

大河内さん

Web3.0やNFTは、学校の先生をされている時から知っていたんですか?

さちこバナナさん

4年前に出産した頃から勉強を始めたことがキッカケです。母親になって、「子どものために何が大事なのか」を考えた時に、家族が一番というベクトルに変わったんですね。

さちこバナナさん

そこで大切な子どもを守るために、今の仕事はこれでいいのだろうかと悩み始めました。いろんな方のYouTubeを観て勉強して、自分の生き方を決められるフリーランスに憧れを持っていました。

さちこバナナさん

自分の生きる道を探していた中で、Web3.0やNFTを知りました。ただ、わたしの場合はそこを飛び越えてNinja DAOに出会った感じですね。

大河内さん

そうなんですね。何かモヤモヤを抱えながら勉強していたら、目の前にNinja DAOがあったんですね。

さちこバナナさん

そうですね。「Ninja DAOを立ち上げる」と知って、飛びつきましたw

大河内さん

何かやりたいことができるんじゃないと思ったんですね!

大河内さん

ということは、イケハヤさんのVoicyやTwitterの発信からDiscordを始められたんですか?

さちこバナナさん

たしかそうだと思いますね。なのでNFTに興味があるというよりも、フリーランスとして生きるための道具になるなら活用しようと思ったことがきっかけですね。

大河内さん

それは珍しいですね。

ニンジャ寺子屋を作った理由

大河内さん

Ninja DAOに入って、一番初めの活動がニンジャ寺子屋なんですか?

さちこバナナさん

そうですね。「自由にやっていいよ」と言っていただいて、イケハヤさんもチラッと「メタバースの学校あったらいいよね」と言っていたところがドンピシャにハマって走り続けてきましたね!

大河内さん

もう1年6ヶ月くらいになるんでしたよね?

さちこバナナさん

そうですね。話が出てから1年6ヶ月になるかもしれないんですね。

大河内さん

すごいですね!教育現場を見ながら、お子さんが産まれたことをキッカケに一時休止して、そのモヤモヤを解消できそうだというイメージで始められたんですか?

さちこバナナさん

そうですね。メタバースの学校は誰でも参加できることが大きいメリットですね。わたしがこれまで特別支援学校で抱えていたモヤモヤは、今の学校制度の中では、助けてあげられない子どもたちがたくさんいたんですよ。

さちこバナナさん

現場で働いていて、どんなに頑張ってもどんなに子どもに寄り添おうとしても、助けられなかった子どもたちを何度も見て、そして何度も卒業させてしまったことに悔しさを感じていました。

さちこバナナさん

例えば、
・イラストを描くことが大好き
・漢字は一切書けない

こういった子どもが「絵を描きたい」と言ったとしても、実際に描ける時間は休み時間だけで授業が始まると無理なので、学校で絵を描く時間はないんですよね。

さちこバナナさん

描かせてあげられる場所を用意できないだけではなく、その子が「漢字が書けない」という嫌なレッテルを持ったまま、毎日の生活をしていかないといけないですよね。

大河内さん

そうですよね。

さちこバナナさん

そんな子どもたちに「もっとやらせてあげればいいのに」と思ってしまうんですが、それができない今の学校制度があって、モヤモヤを抱えていましたね。

さちこバナナさん

だからこそメタバースの学校は、
・漢字が書ける・書けない
・自分の外見や性別

は関係なく、どんな子でも通える学校というところに惹かれました。

さちこバナナさん

そこからひとつずつみんなで、いろんな意見を出し合って学校の方向性を作っていきました。

大河内さん

いいですね!ぼくも学校の授業はいろんなところで呼んでいただけるんですが、「教育」はみなさん誰でも通る道なので、1億2,000万人が評論家になるじゃないですか。

大河内さん

「日本の教育はダメだ」という人がいる感覚もあるんですが、現場は子どもの人生を最優先に考えている先生が多いと感じています。その内の1人が今モヤモヤを抱えている、さちこバナナ先生なんだなと思います。

大河内さん

現場の先生方は、「これでいいのかな?」といったモヤモヤを抱えたり考えたりして、ぼくみたいな人を教育現場に呼んでくださっていると思うんですよね。

大河内さん

でも難しい問題ですよね。現場で叶えるのが難しそうだから、それをメタバースで叶える迫力はすごいですねw

さちこバナナさん

そうですね。わたしが黙っていられないタイプの人間なので動いただけですが、現場ではいろんな先生たちが悩んでいますね。日本の教育は終わってはいなくて、制度が終わっているだけなんですよ。

大河内さん

そうですよね。制度設計を努力でたくさん良くできるところはありますよね。

さちこバナナさん

そうなんですよ。既存の形をずっと繰り返しているだけなので…。

大河内さん

50〜60年繰り返していますよね。

ニンジャ寺子屋を始めて気づいたこと

大河内さん

ニンジャ寺子屋で1年6ヶ月走ってこられて、良かった点や難しいなと感じた点があればぜひ教えてほしいです。

さちこバナナさん

はっきり言うと難しいことだらけですね。上手くいっていないわけではないんですが、自分が目指すところはまだまだ先にあるなと感じています。

さちこバナナさん

良かったところと課題は同じなんですが、ニンジャ寺子屋は「学びたいことを学んで、教えたいことを教えられる学校」なので、必ずやらなければいけないことがなく、子どもたちに裁量権があるんですよ。

大河内さん

素晴らしいですね。

さちこバナナさん

学校から与えられることに子どもだけじゃなく、大人も慣れていると思うんですよ。教科書を与えられて黙って机に座っていれば、先生がやってきて授業が始まるという与えられる学びに慣れてしまっているので、子どもたちから学ぼうとする感覚があまりないんですよね。

さちこバナナさん

なので、ニンジャ寺子屋を開いて「好きなことやっていいよ」と言ったとしても、子どもたちは「えっなにを?」となってしまうんですよw 自分がやってみたいことにたどり着けないってすごく難しいことなんですよ。

大河内さん

難しいですよね。まだ分かっていないですもんね。

さちこバナナさん

そうなんですよ。「なんでもいいんだよ」というところなんですが、その「なんでも」を見つける場所がニンジャ寺子屋になればいいと思っている反面、多くの子どもたちがやりたいことにたどり着けない状態になり得ることへ難しさを感じています。

大河内さん

たしかにそうですよね。

さちこバナナさん

ただ、やりたいことを見つけた子どもたちは、どんどん学びの芽を伸ばしていく点は良いところですね。例えば「ぽこにゃん」さんの娘さんのマユカさんは、いろんなサムネイルを作ってくださっているんですね。

マユカさんが作成されたサムネイル
さちこバナナさん

あとは、ニンジャ寺子屋の中では文化祭を考えているんですが、Custerのワールドを自分たちで作っているんですよ!

大河内さん

すごいですね!

さちこバナナさん

ワールドが重たくなるんじゃないかと心配になるくらい、自分たちで好きなように作っていくんですよ。それも自由にやってOKなので、誰も止めないですよね。

大河内さん

そうですね。

さちこバナナさん

好きにやってくれて嬉しいですし、わたしたちもそれを楽しんでいます。ワールドを作りたい子にとっては、作る楽しさとみんなに見てもらえる楽しさがあるので、良かったなと感じています。

さちこバナナさん

あとはニンジャ寺子屋に朝の会があるんですが、Discordの中で
・「鼻水は風邪を引くとなんで黄色くなるの?」
・「文字の始まりはいつなの?」
・「日本語はどこからきたの?」

といった質問できる場所があるんですよ。

大河内さん

良いですね。その悩みは叶えてあげたいですね。

さちこバナナさん

そういった質問にあいさんがひとつひとつ丁寧に答えてくださってるんです。

大河内さん

それは素晴らしいですね!

さちこバナナさん

子どもたちも、こういうことを勉強しましたと言って、「日本語の起源には日琉祖語(にちりゅうそご)があります」と知らなかったことを教えてもらう場合もありますw

大河内さん

それはすごく良いですね!日本社会では「なんで?」は潰されちゃいますもんね。その「なんで?」が大人になって、すごいテクノロジーを生む可能性があるわけなので。

大河内さん

学校生活やご家庭では時間に限りがあるので、ちょっと今は時間がないから…となっちゃいますもんねw

さちこバナナさん

そうですよねw でも、「なんで?どうして?」は学びの種だと思うので、それを少しでも伸ばしてあげられる場所作っていきたいです。

さちこバナナさん

あとは、子どもたちに「なんで?」って聞いて良いんだ!と思ってもらえる環境を作っている嬉しさはあります。

大河内さん

お話を聞いていて、それがニンジャ寺子屋の大きな売りになりそうですよね。

さちこバナナさん

ほんとですかw

大河内さん

最初から素晴らしい活動と思う反面、全員に届く訳ではなく、学びたい人がニンジャ寺子屋に行って学ぶ訳じゃないですか。例えば、受動的な人はどうすれば良いんだろうとか考えるじゃないですか。

大河内さん

別に学びたいわけではないけれど、何でも質問したくなる人は来てください」といいったところから、なにか変わるきっかけがあると思うんですよね。

大河内さん

学校やサードプレイス、ニンジャ寺子屋として学ぶより、もっと前段階の「なんで?」を一緒に叶えましょう。としてみると、もっとライトに感じるかもしれないですよね。

大河内さん

「Clusterに入って授業を受けてみましょう」は大きな1歩だと思うので。それに絶対困っているご家庭いらっしゃると思うんですよね。ぼくも甥っ子姪っ子によく聞かれるのでw

さちこバナナさん

面白いですよね。わたし自身も朝の会は、ほそぼそとしているんですが、すごくツボですね!

大河内さん

ぼくたちの想像を、子どもたちは遥かに超えてくるのでw

さちこバナナさん

日琉祖語という言葉が出てきた時は、本当に目が飛び出ましたw

大河内さん

自分で聞いたり、考えたりしたことは忘れないですからね。

さちこバナナさん

そうですね。それを言える場所があるってことも良いですし、ヒエログリフでバナナの書き方を学んだところで、忘れるかもしれないですし。

さちこバナナさん

知らなくて良い知識なのかもしれないですが、ヒエログリフから言語学に進んでいくと、自分のやりたいことがいつか見えてくるかもしれないので、学びは全部が無駄じゃないんですよね。

大河内さん

ほんと無駄じゃないですよ。いつかどこかでつながる可能性がありますからね。あとは、「なんで?」という気持ちを摘まないことが重要ですよね。

さちこバナナさん

そうですね。本当にそう思ってます。

文化を作りながら運営していく難しさ

大河内さん

ニンジャ寺子屋では、自由だけど授業スケジュール組まれてるんですか?

さちこバナナさん

そんなにスケジュールは組んでいないですね。授業をするとしてもいろいろなリソースを割く必要があるので、春休みや冬休みに授業をギュッとまとめてやっています。

さちこバナナさん

授業してくれる人たちと一緒に
・授業の組み立て方
・子どもたちへの伝え方
・告知や宣伝

といったことを運営として回していかないといけないので。今は好きに学びきていただきたいですが、春休みや冬休みにまとめていますね。

大河内さん

そうですよね。今はmkm(みかみ)さんが解決策を出し始めてくださっていますが、活動資金がない状態で走られてるんですもんねw

さちこバナナさん

そうなんですよw 「いいよやってみようよ!」というDAOの軽率なチャレンジから始まっていくので、マネタイズは後の後だったんですよね。

さちこバナナさん

実際にどんどんやってみて、夏休みには1,000の方が来てくださったり、大河内先生の授業にもたくさんの方が来てくださったり、その後もkagshun(かぐしゅん)先生、Nacchan(なっちゃん)さんなど色んな方に来ていただきました。

さちこバナナさん

けれどマネタイズや運営の大変さに気づきました。今まではボランティアの手弁当でやっていたところから、お金という血液がコミュニティに流れて、運営になっていくんですよね。

さちこバナナさん

そうなると
・お金という血液を回していく必要がある
・お金を受け取る人と渡す人が出てくる

といった運営面での大変さに直面していますね。

大河内さん

けれど、これだけ良いものが走り出しているので、その走りを止めてしまうのは勿体ないですし、止めないようにする責任も生まれますよね。

大河内さん

ここのお金を持ってきて、どう使っていくかは重要な視点ですよね。ここが難しいところではありますよね。

さちこバナナさん

そうですね。手探りな状態ではあるので、色んなプロの力を借りるのが良いのかなと思っています。けれど、ニンジャ寺子屋は「みんなで作るみんなの学校」の「みんな」というのは、本当にみんななんですよ。

大河内さん

誰でもいいわけですもんね。

さちこバナナさん

そうなんですよ。ニンジャ寺子屋の文化を作りながら運営していく難しさに直面していますね。

大河内さん

そうですね。そこは誰かが息切れせずに、楽しくやれていれば良いとは思うんですけど…難しいところですよね。

さちこバナナさんの決意

さちこバナナさん

わたしも経験と現場でどんなことがあるのか見ていきたい気持ちがあるので、少しだけ働きはするんですが、2023年4月に教員を辞めて、ニンジャ寺子屋にフルコミットしていこうと決めています!

さちこバナナさん

なので、わたしが走っていく分も必要ですし、色んな人が関わってくれているので、ニンジャ寺子屋を最低限維持していくための活動費は作っていかないとなぁ。と思っています。

大河内さん

素晴らしいですね!そこは校長先生自ら動くというわけですね。

さちこバナナさん

そうですね。ただ、わたしは好きなことだけやってしまうタイプなので、お金を集めるのは本当に苦手なんです…

大河内さん

難しいですよね。お気持ちが分かります。

さちこバナナさん

お金の作り方や経営が未知の部分なので、お金の勉強しないといけないのは、わたしなんじゃないかなと思っています。なのでプロの力を借りながら勉強していこうと思っていますね。

大河内さん

素晴らしいですね!

これからのニンジャ寺子屋について

大河内さん

マネタイズ部分が上手く行った後のお話を伺いたいんですが、今後はどうしていこうと考えられてるんですか?

さちこバナナさん

一番大切なのは、「子どもたちの学び」だと思っています。みんなで作るみんなの学校がニンジャ寺子屋のコンセプトなので、近所の人やおじさん、おばさん、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんなで学校を作っていくイメージです。

さちこバナナさん

普通の学校だったら、学校作りに関わることやフラッと職員会議に参加することはありえないですよね。

大河内さん

そうですねw

さちこバナナさん

ニンジャ寺子屋では、意見しづらいかもしれませんが、見にくることも可能ですし、全部がオープンになっているので学校の作り方を見ることができるんですよね。

さちこバナナさん

ほかにも、例えば
・子どもたちに授業を行う
・事務仕事ができます
・サムネイルできます

そういう方たちとニンジャ寺子屋を作っていきたいです。

さちこバナナさん

また、子どもたちとも一緒にニンジャ寺子屋の文化を作っていきたいと思っています。そこには
・障害がある
・重度の知的障害を持っている

どんな子もいて良いんです。

さちこバナナさん

例えば、「おはよう」と挨拶できる子がニンジャ寺子屋に来てくれて、その子がいてくれることで、「今日も1日が始まるんだ」と思ってもらえたら、その子の役割なんですよね。

大河内さん

そうですね。

さちこバナナさん

それがニンジャ寺子屋を作っていくメンバーになるんですよ。そうやってみんなで作るみんなの学校を実現したいと思ってるんですね。

さちこバナナさん

なので一番の根幹は、子どもたちの学びを大切にしながらメタバースを広げて行きたいと思っています。あとは、どんな規模になるか未知数の文化祭ですが、好きなようにやってくれたら良いなと思っています。

さちこバナナさん

そこでそれぞれの学びになったり、次に向けてのエネルギーになったりすれば、さらに面白いものができれば、お互いに楽しんでいけたら良いのかなと思っています。

さちこバナナさん

これが企業であれば、「来年は〇〇メタバースに進出します」と言いたいんですが、ニンジャ寺子屋は「来年はどこに行っているか分からないけど、子どもたちが面白いことをやっているんじゃないかな」といった立ち位置になっていると、わたしなりに思っていますね。

大河内さん

素晴らしいですね。夏休みや冬休みごとに注目されたいですよね。結構な豪華なメンバーが授業されるじゃないですか。なので、子どもだけじゃなく親子揃って学びに来てほしいですよね。

大河内さん

お話しされていた「なんで?」と聞いてくる子どもの疑問を解決するのも価値だと思いますから。

さちこバナナさん

嬉しいです。たしかにそれも楽しいですよね。

大河内さん

そうですよ。「なぜ?なんのために?」みたいな内容を、Googleフォームやアレクサを導入して、とりあえず聞いてもらうのは良いみたいですw

大河内さん

それで分からなかったら一緒に調べて、聞く癖を摘まない方法として良いかもしれないですよね。

さちこバナナさん

AIにどんどん質問するのは、ひとつの手段ですよね。

大河内さん

なので、ニンジャ寺子屋の朝礼で聞いてみても良いですよねw 「なんで?」と聞かれるから大変だけど、その思いは摘みたくない親御さんがいらっしゃると思うんですよね。

ニンジャ寺子屋の課題

大河内さん

やりとりする方法は、Discordですよね?

さちこバナナさん

ここも解決していきたい思っているんですが、誰でも入れるからこそ、どうやって子どもたちを守っていくかといったところも課題になっているんですね。

大河内さん

そうですね。

さちこバナナさん

子どもたちがサムネイルを作ったり、ワールドを作ったり、遊んだりしますが、色んな人がその中に入ってくる可能性があって親としても心配なので、ニンジャ寺子屋は保護者と一緒に入ってくる方が多いんですね。

さちこバナナさん

小学生や中学生が多い中で、保護者と一緒に入ってくるので安全ではあるんですが、「もし変な人や質問がきたらブロックだよ」といったふうに、一緒に伴走するスタイルなんですね。

さちこバナナさん

だからこそ、子どもたちも安心な場所としていられると思うんですよね。けれど、その安全を守ることが課題であり、解決することでニンジャ寺子屋の意義も大きくなるのかなと思っていますね。

大河内さん

そうですよね。インターネットといっても、子どもがそこにいるって分かってるわけですもんね。そこは守らないと始まらないですよね。

さちこバナナさん

そうですね。なので今は、子どもDiscordは完全クローズドになっていて、実は朝の会もクローズドになっているんですね。

大河内さん

そうなんですね。

さちこバナナさん

なので、寺子屋生になれば朝の会は参加できて、ニンジャ寺子屋の授業は誰でも参加できます。なので例えば
・お金の授業をしたい
・お金の授業を学びたい

という方にぜひ来ていただきたいです。

さちこバナナさん

そこからさらに、寺子屋生として作っていきたい・学んでいきたいという方は、ぜひ寺子屋生になっていただいて、「なんで?どうして?」や挑戦してみたいことをやっていただければ良いのかなと思っていますね。

寺子屋生になる方法

大河内さん

ぜひ、寺子屋生になる方法を教えていただいても良いですか?

さちこバナナさん

今は寺子屋生の募集はしていないんですね。基本的にいつでも参加できるようにしたいんですが…。ただ、2023年3月から募集を再開しようと思います。

さちこバナナさん

毎月5〜7日までで寺子屋生を募集しようと考えています。寺子屋生になるには、
・申し込みをする
・メタバースで面談する
・子どもDiscordに案内

あとは、ニンジャ寺子屋で一緒になにか作ったり文化祭に参加したり、マイクラこどもコンペに参加してもらえると嬉しいなと思いますね。

大河内さん

文化祭は子どもたちで作っていらっしゃるというお話だったんですが、時期は決まっているんですか?

さちこバナナさん

おそらく5月ごろだと思うんですが、どこに着地するか見えていないんですよw

大河内さん

たしかにそうですよねw

さちこバナナさん

この前の冬休みに、「好きなもの発表会」を行ったんですが、もともとは「アバター作品発表会」という名前だったんですね。

さちこバナナさん

けれど途中で「みんなアバター作れないね」となって
・名前を「好きなもの発表会」に変更
・ワールドも作った
・子どもたちが司会担当

そうして、子どもたちのものを一人ひとり発表していったんですよ。

さちこバナナさん

その時も着地点が見えなかったんですが、皆さんにサポートしていただいたおかげで大盛況で終えられました。なので、今回の文化祭もどうなるか未知数ではあるんですが、今のタイミングで寺子屋に入っていただけると、一緒に作っていけると思います!

大河内さん

いいですね!これから定期的に寺子屋生を募集していく中で、文化祭を一緒に作っていくのは、全然間に合いそうですね!

さちこバナナさん

全然間に合いますね!次は3月ごろになると思いますね。あとはわたしの方でも
・毎日8時からTwitterスペース
・ニンジャ寺子屋のボイチャで8時30分から、お知らせや情報共有

など和気藹々とやっています。

さちこバナナさん

先日は、朝の会を担当してくださっているあいさんと一緒に、
・ゴキブリの進化
・ゴキブリとシロアリは同じらしい
・絶滅した生き物の話

といった話をしているので、よかったら一緒に参加していただけたら嬉しいですね。

大河内さん

ぜひ今日のお話を聞いて、面白そうだなと思ったお子さんや親御さんは
・さちこバナナさんのTwitterをフォロー
・Discordに参加
・3月の子どもDiscordに入るための募集を待つ

といった感じになりますかね。

さちこバナナさん

あっ良いですねw 素晴らしくまとめていただきました。

大河内さん

ここが難しいですよね。「Ninja DAO発の寺子屋だから、とりあえずDiscordに入っておけば良いんだね」と思って入ってみたら、子どもたちは…いないとなってももったいないので。

さちこバナナさん

たしかに分からないですよね。

さちこバナナさん

ただ、大人のDiscordの中でも、好きなもの発表会やトンガクイズ大会を開催した時には、子どもたちも大人Discordで一緒にやりとりしています。実際に子どもDiscordに呼ぶことはありますが、メインの子どもたちの活動は子どもDiscordで行われています。

さちこバナナさん

なので、ニンジャ寺子屋に来ているのに子どもの様子が見えないことはあるかなと思います。

大河内さん

子どもは子どもだけのDiscord部屋があるということですね。あとは社会や子どもたちの役に立つことがしたいという方も、Discordに入っていればできることがあると思いますよね。

さちこバナナさん

ぜひ来ていただいて、一緒に作っていければ嬉しいですね。

ニンジャ寺子屋は老若男女を大歓迎する場所

大河内さん

そうしましたら、最後に一言お願いします!

さちこバナナさん

そうですね。ニンジャ寺子屋のDiscordで
・なにをすれば良いのか
・なにができるのか

考えることが難しいと思うんですよね。

大河内さん

難しいですよね。

さちこバナナさん

そうですよね。わたしが今心がけているのは、「ニンジャ寺子屋がみんなにとって安心安全な場所なんだよ」ということを作っていこうとしているんですね。ニンジャ寺子屋の素地(そじ)となる部分を作ろうとしているので、来てくれた方は大歓迎です。

さちこバナナさん

皆さんと子育てのことでも良いですし、ファウンダーのわたしがお母ちゃんなので、お母ちゃん話が多くなってしまうんですが、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんも大歓迎です!

さちこバナナさん

みんなでざっくばらんに他愛のない話から、一緒に寺子屋を作っていきたいと思っているので、気軽に遊びに来ていただけたら嬉しいと思います。

大河内さん

素晴らしいですね!子どもたちになにか良いことをしてあげたいと思っている大人はかなりいらっしゃると思うんですよね。でもほとんどの人は、何をしたら良いのか分からないと思うので、それを見つけるキッカケになると思いますね。

さちこバナナさん

ぜひぜひ。一緒にイベントを作ってくれると嬉しいので、お待ちしております。

大河内さん

それではさちこバナナさん、ありがとうございました!

さちこバナナさん

こちらこそありがとうございました!

【ニンジャ寺子屋はこちら】
【Ninja DAOはこちら】

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この記事を書いた人:サコマサ
運営メディア :サコマサブログ
フリーランスWebライター|最高月収32万円|開始初月で13,000円ブロガー|信用金庫→IT企業→Webライター|SEO・チェッカー・インタビュー記事の執筆は200記事以上|スキルゼロ・知識ゼロから月1万円の収入源を作る方法を発信|高知の山奥からゆるくフリーランス生活をしてます。